「個人事業主になったけど、ホームページって本当に必要なのかな……」

「作るとしても、何を載せればいいのか分からない」

そんなモヤモヤを抱えたまま、なんとなく後回しにしていませんか?

私は会社員のまま、副業で Shopify の構築案件を受けていました。

クラウドソーシングの外で、自分からメッセージを送って案件を取りにいく。そのとき、受注の決め手になっていたのが「事業用ホームページ」でした。

打率は、3件ほど営業すれば1件ぐらい受注につながる、という頻度です。

今回は、そのホームページで相手に「どこを見られていたか」を中心に、綺麗事抜きでお話しします。

個人事業主のホームページに悩んでいた頃と、営業の現実

個人事業主にホームページは必要? 私の答えは「直接営業するなら必要」

結論から言うと、私にとっては必要でした。

営業先にメッセージを送り、最後は事業用ホームページに来てもらう。

この流れを作っていて、「ホームページを決め手として受注いただける」ことが多かったからです。

文面だけで信頼してもらうのは、やっぱり難しいです。

相手が「この人に頼んで大丈夫か」を確かめる場所として、ホームページが働いてくれました。

営業先は5つ、着地点はすべてホームページ

私がメッセージを送っていた営業先は、この5つです。

  • Wantedly
  • LinkedIn
  • yenta(ビジネスマッチングアプリ)
  • 制作会社への直接メール
  • X の DM

入口はバラバラでも、最後に見てもらう場所はすべて同じホームページでした。

だからこそ、ホームページの中身には気を使いました。

制作会社への直接メールだけは、打率が低かった

どれも打率は同じくらいでしたが、直接メールだけは低かったです。

理由は、直接メールで営業している個人が非常に多いから。

私はフリーランス・個人事業主のコミュニティに入っていましたが、「直接メールを一日100件目標」のように、数打てば当たる戦略を掲げている人が多かったんです。

一度、ECの経営者が集まる飲み会に参加したときも、「直接メールの営業は見ない」と言われていました。

数が多すぎて、機械的にフィルターされて、開かれすらしない。

「労力に見合った打率は得られない」と思いました。

「3件に1件」と「1〜4パーセント」の差

コミュニティの同業の人の話では、メールを大量に送って受注率は1〜4パーセントぐらいとのことでした。

私は3件ほど営業すれば1件ぐらい。

この差は、競合を避けて「ある程度ニーズがあるところにマッチしに行く」ことから来ていると感じています。

具体的には、Shopify のニーズがあること、そしてリキッドのコーディングスキルを求めていること。この2つのフィルターだけで、かなり打率は上がりました。

そして、マッチした相手が最後に見るのがホームページです。

個人事業主のホームページで見られていたポイント

相手がホームページのどこに触れてくることが多かったかは、大きく分けて次のとおりでした。

1. 過去の実績 — 法人の名前で信頼と権威性を示した

ひとつ目は、過去の実績です。

私は株式会社などの法人も、実績として掲載していました。

法人の実績が並んでいることで、実績としての信頼、権威性を示すことができました。

2. 技術系ブログ — あえて4本で止めた理由

ふたつ目は、技術系のブログです。

Shopify のコーディングについて、「よくあるご要望の実現方法」を、実際の行動と共に書いていました。

これで技術力の高さを示すことができたと感じています。

ただ、実はブログは4本だけです。

ファーストビューのカードが埋まるぐらい書いて、それ以上は力を入れていませんでした。

「ファーストビューの記事ぐらいは読まれても、過去の深い内容までわざわざ見られない」と思ったからです。

だから、すぐ目につくところだけは、きれいに整えていました。

本数を積み上げるより、最初に目に入る場所を磨く。

これはランサーズの出品でも同じ考え方で、画像とタイトルで差をつけていました(詳しくは「ランサーズは稼げない? プロフィールを読んだ企業様から案件が届いた本音」に書いています)。

3. お客様のレビューとお礼の言葉 — 「丁寧」が並んだ

みっつ目は、お客様のレビューやお礼の言葉です。

いただいた言葉を、ホームページにそのまま掲載していました。

ここもアピールポイントになったと感じています。

集め方は特別なことはしていません。

日々のやり取りのチャットや納品時に、「レビューや感想をお願いします」とお願いして、短い文章で書いていただくこともありました。

総じて、「丁寧」という言葉をよくいただいていました。

デザインは外注した。自分でやる範囲とプロに任せる範囲

ホームページのデザインは、ココナラで外注しました。

コーディングは自分でできますが、デザインは素人です。

既存のサイトを真似てデザインを考えることはできそうでした。

でも、自分のコンセプトや競合との差別化といった背景まで含めてデザインに落とし込むのは、やっぱりプロにしかできないと思いました。

今後の案件獲得の費用対効果も見据えての判断です。

ココナラは他のクラウドソーシングに比べると単価が少し安めな印象ですが、安さだけで選んではいません。

評価やレビューを徹底的にチェックして、評判のいい人にお願いしたので、非常に満足した成果が得られました。

営業文は書き換え、ホームページは使い回す

営業メッセージの文面は、かなり変えていました。

クライアントの商材や抱えている課題に合った打ち手を、必ず提案するようにしていました。

一方で、事業用ホームページ、自分の経歴、対応可能時間のリソースなど、変わらない情報は固定で使い回していました。

対応可能時間は、何時から何時という細かい書き方ではなく「週あたりの合計」で伝えています。

お客様は、今どれぐらいリソースがあるかを重視すると感じていたからです。

会社員であることも隠さず、身バレしない程度に業種を書いて「だからこそこういう強みがあります」とアピールしていました。

まとめ:個人事業主のホームページ、相手はどこを見ていたか

私の場合、直接営業の最後に見てもらう事業用ホームページが、受注の決め手になることが多かったです。

見られていたのは「過去の実績」「最初に目に入るブログ」「お客様の声」でした。

ブログは4本だけでしたが、ファーストビューの記事ぐらいしか読まれないと思って、すぐ目につくところをきれいに整えていました。

まずは、相手が最初に目にする場所から整えてみてください。

受注した後の案件の中身については、「Shopify構築代行の現実」にまとめています。