副業しないとやばい?年収480万円・住宅ローン月約12万円で焦っていた私が、本業の給与を超えるまで副業で動いた体験談
「このまま副業しないと、やばいんじゃないか……」
「でも、本当に副業なんてしないといけないの?」
SNSで「副業しないとやばい」という言葉を見かけるたびに、不安だけが大きくなっていませんか。
私は2021年、年収480万円、住宅ローンは毎月約12万円の会社員でした。まさにその焦りの中にいたんです。
今回は、そこから副業を始めて、最終的に本業の給与を超えるぐらいまで伸ばすまでに、実際に何を感じて、何をしたのかをお話しします。
うまくいった話だけでなく、節約にまで疲れていた情けない頃の話も、綺麗事抜きでそのまま書きます。
「副業しないとやばい」と焦っていた頃の私
私の焦りの正体は、二つの恐怖でした
副業を始めようと思った理由は二つあって、どちらも恐怖の感情から来たものでした。
一つ目は、お金の恐怖です。単純に、若いうちは収入が低い。ちょうど子供が生まれて、住宅ローンが始まるタイミングでした。
二つ目は、決まったレールの上しか進めない恐怖です。このまま会社にいると、若いうちは給与の上がり幅もゆっくりで、身につくスキルも会社の業務で必要なものに限られてしまう。
当時の私の焦りを分解すると、この二つでした。
年収480万円、住宅ローン月約12万円。コロナの給与カットも重なっていました
2021年、ちょうどコロナの恐怖があった直後の話です。
当時の年収は480万円。大学院卒なのに会社の給与がそもそも低く、そこにコロナによる給与カットも重なって、自分の年収に焦りがありました。
住宅ローンは毎月約12万円。当時の年収からすると、かなり負担感の大きい金額です。
長い目で見てお金の心配がいちばん重かったのは、結婚式、住宅ローン、子供と、人生の節目のイベントが重なっていた時期でした。
お金の不安に疲れていた会社員が副業で安定を得た別の話は、お金の心配ばかりで疲れたという体験談で読めます。
数百円をためらう毎日。節約でかえって疲れていました
一日という単位で見ても、わずかな金額でためらってばかりいました。
- お金がかかるから、高速道路に乗らず下道で頑張る
- 毎日スーパーに立ち寄って、その日安くなっている食材を買う
- 外食では、できるだけ安いメニューを食べる
でもそのぶん、自分の時間を犠牲にしたり、その時しかできない体験を取り逃したりしていました。
お金を節約する以上に、失うものの方が多い。そう感じていたんです。
特に強く感じたのは、休みの日の旅行でした
それを特に強く感じたのが、旅行に行ったときでした。
やっと取れた会社の休みで、時間を有意義に使うべき場面のはずなのに、
- ケチったために移動時間が伸びたり、待たされたり
- 別に旅行に行かなくても食べられるものを食べたり
- 不便な場所にある安い宿に泊まったり
会社が休みの日なのに、お金の心配に押し潰されて、逆に気疲れしてしまっていました。
リフレッシュするための旅行が逆の効果になってしまって、「何のために会社が休みの日を作って生きているんだろう」と情けなくなったのを覚えています。
副業をしなくていいですか? 私は「この状況がいつまで続くか分からない」ことが怖かった
「若いから年収が低いもの」「コロナだから下がるもの」とじっとしていることもできました。
でも、自分で動かないと、このままの状況がいつまで続くのか分からない。それが怖かったんです。
家族は特に不満を言わず受け入れてくれていましたが、内心では我慢したり、ああしたい・こうしたいという思いはあったと思います。
日本の会社は若い年次だと給与が安いことが多く、自分もまさにそのパターンでした。今後も我慢して過ごすのか、自分から行動を起こすのか。そう考えて、副業がその打ち手になるはずだと思いました。
「副業しないとやばい」から抜け出すためにやったこと
やらない方がいい副業は? 私はXで4ヶ月、「5人以上」を探して見極めました
何の副業を始めるかによって、その後の人生が決まる。そう思ったので、副業選びには4ヶ月ぐらいかけました。
やっていたのは、Xの投稿をひたすら読みあさることです。
ただ、Xにはインプ稼ぎで目を引く言葉を前面に出している人も多いので、そのポストだけで判断しないようにしていました。過去のポストやプロフィールまで遡って、次のことを確かめていたんです。
- 実際に過去どれぐらい案件をやってきたか
- いつからその案件をやっているか
- 自分のような会社員なのか
基準にしていたのは、何人を追うかではなく、「何人が同じことを言っているか」。5人以上が同じような成果を出していれば、その副業には再現性があると考えました。
さらに、毎日出社している会社員や子育て中のママのように、自分と同じく時間や場所の制約がある人かどうかも、プロフィールから読み取っていました。
私の場合、近い分野のWeb制作はコーディングが必須でハードルが高いと感じ、ミニマムな構成ならノーコードで構築できるShopifyを選びました。
Shopifyを選んでから初案件を受けるまでの流れは、Shopify副業は会社員にこそおすすめという体験談にまとめています。
まだ1円も稼いでいないのに、気持ちが先に軽くなりました
調査で確証を得た段階で、気持ちは驚くほど改善しました。
まだ何も始めていないし、副業の収益も1円も得ていないのに、です。
自分と同じ境遇で成功している人の生々しい体験談を見て、自分にも再現できると確証を持てた。そのおかげで、約1年後の自分を想像できたからだと思います。
そのとき想像していたのは、こんな未来でした。
- 数百円・数千円ぐらいの程度で「ちょっと高いから諦める」と悩むことがなくなっている
- それまで余裕がなかった家族での旅行ができている
- 投資をして、さらに資産を増やせている
家族に話したのは、確証を得た「後」でした
私は石橋を叩いて渡るタイプで、ある程度実現できる見込みがないと、決心がつかずに動けません。
なので、Xで実際に副業で成果を出している人を探して、自分でもできるという確証を得てから、初めて家族に副業の話をしました。
家族の反応は、驚くほどスムーズでポジティブでした。
ちょうど世の中で「副業解禁」という言葉や、個人事業主という働き方が当たり前になってきた時期だったこともあって、「むしろやっていくべきなんじゃないか」と背中を押してくれたんです。
副業は意味ないって本当? 成果が出ずに辞めていった人に共通していたこと
副業を始めてからしばらくして、私はフリーランスのコミュニティに入りました。そこには、本業を持ちながら取り組んでいる人もたくさんいました。
会社勤めの人だけでなく、子育てで忙しいママさんたちもいて、自分より時間の余裕がなさそうな人でも成果を上げている人がたくさんいたんです。
ママさんたちの基準は、月160時間以上の稼働が最低ライン。早朝3時ぐらいから、すでにチャットスペースに書き込んでいる人もいて、正直驚きました。
一方で、成果が出ずに知らぬ間に脱落していく人もいました。私が見て共通していると感じたのは、自責思考がないことです。
- チャットスペースにあまりいない
- アドバイスを聞き入れない
- そもそも稼働時間を絞り出さない
自分の人生なので、自分で動くしかない。自分の人生を変えるために、自分の何かを犠牲にして動かないと、当たり前ですが成果は出ないと感じました。
現状を変えようと副業に動いた別の話は、毎日同じことの繰り返しに飽きた人へという体験談で読めます。
私が差し出したのは、時間と身銭でした
では、私自身は何を差し出したのか。まずは時間です。
- 趣味や娯楽の時間
- スマホをだらだら触る時間
- 通勤中にぼーっとする時間
- 家でお酒を飲む時間
もう一つは、身銭を切ることでした。最初に申し込んだスクールのデイトラは10万円程度で、当時の私にはかなり大きな出費です。のちに入ったコミュニティにも、約40万円を払いました。
お金を払うことで、その元を取るぐらい努力しなければいけない状況を作り出して、自分で自分を強制的に動かす。これを意識していました。
コミュニティに入る前に考えたことと、入って分かったことは、「副業コミュニティは入るべき?」の記事にまとめています。
2件目の5万円で、子供と初めての家族旅行に行けました
最初の案件の報酬は3万円でした。そして想像していた未来は、かなりすぐに届きました。
初案件の次の案件を5万円で受注できて、その5万円で家族旅行に行ったんです。その次に10万円規模の案件も決まっていて、次々とステップアップできると確証を持てたことが、踏み切れた理由でした。
実は子供が生まれてから旅行に行っていなくて、それが子供を含めて一緒に行った初めての旅行でした。
行ったのは、初めてのグランピング。普段より少し予算を高くして、コテージを貸し切り、夜は庭でバーベキューをしました。
今まで予算を気にしてきた旅行とは違って、子供にもいい経験をさせることができた。「副業をやって本当に良かったな」と感じた瞬間です。
数百円・数千円で悩まなくなった。お金の使い方の変化
副業の収入が増えてから、お金の使い方も変わりました。
- 少なくとも、数百円・数千円の差で安いものを選ぶことはなくなった
- タクシーで移動したり、外食したりすることが増えた
- 特に、家族全員の時間を節約できるものには投資するようになった
一方で、浪費が怖くもありました。副業の収入は労力に対して割高で、本業より簡単に稼げてしまうので、ついパーっと使ってしまいそうな気がしたからです。
そこで案件の単価が30万円くらいが平均になった頃から、月10万円以上を積立などの形で投資に回すことにしました。
節約をやめたわけではありません。スマホは格安SIMで使い続けていますし、収入が増えて税金が急に増えたぶん、節税には特に力を入れています。ふるさと納税も、今までにない水準でやるようになりました。
妻は専業主婦ですが、服や娯楽に自分で使いたいお金は、特に「月何円まで」という制限を設けずに使ってもらっています。家族の雰囲気も、いい感じになりました。
まとめ:副業しないとやばい? 焦りを「調べて動く理由」に変えてみる
最後に、私の体験をまとめます。
- 私の焦りの正体は、お金の恐怖と、決まったレールの上しか進めない恐怖だった
- 年収480万円・住宅ローン月約12万円で、節約にまで疲れていた
- Xで4ヶ月、自分と同じ制約で成果を出している人が5人以上いる副業を探した
- 確証を得た時点で、まだ1円も稼いでいないのに気持ちが軽くなった
- 2件目の5万円で子供と初めての家族旅行に行き、最終的に本業の給与を超えるぐらいまで伸びた
副業をするかどうかは、あなたが決めることです。
ただ、私が怖かったのは、「このままの状況がいつまで続くのか分からない」ことでした。
もしあなたが今、「副業しないとやばい」と焦っているなら、その焦りを、まずは調べて動くための理由に変えてみてください。自分と同じような時間の制約を持つ人が、実際に成果を出しているか。そこを確かめるところから、私の副業は始まりました。
